スズキ ジムニーシエラ 修理 エンジン不調 息つき ブル ドン ガタ ボン 群馬 館林

2018/09/22
ジムニーシエラ

こんにちは!サービス部の太田です。
今回はジムニーシエラの息つき症状の修理です。
お客様からの申告では、
・たまにドンッとなる
・走行中もアイドリング中も関係ない
・エアコンの使用、不使用も関係ない
・極端な不調ではない
・エンストしたりはしない
・いつでもなる
などなど

問診後に早速試乗しました。
かけ始めから30秒に一回位のペースでドンッ、、、、、、、、、ドンッ、、、、、、
と我々整備士が言うところの『失火』のような症状が確認できました。
もちろん問診通り走行中などいかなる条件でも症状がでる事を確認し工場リフトへピットインしました。

さっそく疑わしい点火系統の点検に入ります。
エンジンカバーを外しアイドリングで点検を行うと、、、、。

一番手前のイグニッションコイルと呼ばれる部品から微かに パチッ、、、、、パチッ、、、
(静電気のような音)
音が聞こえるではありませんか!!

パチッとドンッが同じ周期で発生することからイグニッションコイル付近からの漏電(リーク)があると判定しました。

なぜこの部品が漏電するとドンッとなるのかと言うと

写真はイグニッションコイルとコード、スパークプラグです。

ガソリンエンジンは
下の図のようにエンジンの中にガソリンが噴射されます。ガソリン:青
ガソリンは自分では爆発する事が出来ないので外から火をつけます。
その際に火をつける役割をするのが図の真ん中の上にあるスパークプラグです。
スパークプラグも自分だけでは火をつける事が出来ません。
そこで強力な電気が必要となります。
その電気を作り出すのがこのイグニッションコイルなんです。

ガソリンエンジンにおいて重要な3つの要素があります。
①良い混合気
②良い圧縮
③良い火花
順不同ですが、どれか一つでも欠けるとエンジンはかからなくなったり調子が悪くなります。
今回の症状はその内の③番良い火花が欠けてしまったんです。

さっそく新品の部品を用意して交換作業を実施いたしました。
次回の定期点検もお待ちしております。

対象車両情報

初年度登録年月:平成14年

メーカー・ブランド:スズキ

車種:ジムニーシエラ

型式:TA-JB43W

 

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